国内大手アフィリエイト・サービス・プロバイダー(以下ASP)の「JANet(ジャネット)」と、国内最大級の広告主を有するモバイルのアフィリエイトプログラム「Smart-C(スマート・シー)」を運営する株式会社アドウェイズ(東京都新宿区、代表取締役:岡村陽久、東証マザーズ上場:2489)は、メディア事業、ソリューション事業とシステム構築に強みを持つエイチエムシステムズ株式会社(東京都千代田区、代表取締役:森英明)のシステムを活用し、米国のリンデンラボ社が提供する3Dコミュニティサービスの「Second Life(セカンドライフ)」内において、PC向けのアフィリエイトプログラム「JANet(ジャネット)」の広告配信を試験的に開始しました。
「Second Life(セカンドライフ)」は、米国のリンデンラボ社が提供するコミュニティ型のサービスで、これまで一般的に利用されてきた2次元的なコミュニティとは違い、3D化された仮想世界の中をユーザーが自由に動き回ることができ、仮想世界の中で実際の収益を伴う経済活動が可能な次世代型のコミュニティサービスです。米国を初めとして急速にユーザー数を伸ばしており、全世界ですでに500万人以上のユーザー数に達しています。今後日本語版の正式リリースも行われることから、アドウェイズでは近い将来、「Second Life(セカンドライフ)」が有望な広告マーケットになると予測し、今回のアフィリエイト広告の配信に至ったとのことです。
今回アドウェイズが提供するアフィリエイトサービスは、「Second Life(セカンドライフ)」内でユーザーが利用するアバターや各種乗り物などの3Dオブジェクトに、エイチエムシステムズのシステムを活用してアフィリエイト広告を設置するというもの。広告主からは、広告がクリックもしくは広告から商品の購入や会員登録があった際にアフィリエイト報酬を支払ってもらうというアフィリエイトの仕組みが導入されています。また、広告から商品購入や会員登録などを行ったユーザーにはその広告からのアフィリエイト報酬の一部が、「Second Life(セカンドライフ)」内仮想通貨(リンデンドル)として還元されます。
アフィリエイト方式で広告を配信することで、「Second Life(セカンドライフ)」内での広告展開が容易になり、大手企業だけでなく中小企業による「Second Life(セカンドライフ)」内プロモーションが可能となります。「Second Life(セカンドライフ)」内で配信される広告の形式は、バナー型や3Dオブジェクト型など複数のクリエイティブが利用可能となっています。
アフィリエイトSOGO.COM編集部コメント
GW中のプレスリリースだったので、掲載が遅くなってしまいました。東証マザーズに上場されて以降、次々と新しいサービスをリリースされているアドウェイズさんから、またまたニュースです。今回は今話題の「Second Life(セカンドライフ)」内アフィリエイト・プログラムの開始です。「Second Life(セカンドライフ)」は既に多くのメディアで取り上げられているのでご存知の方も多いと思います(まだの方はWikipedeiaを参照してみてください)。
「Second Life(セカンドライフ)」を快適に動作させるには高スペックのパソコンとネットワーク接続が必要だったり、操作できるキャラクターが日本人受けしない外観だったりとマイナスポイントもありますが、実際にセカンドライフ内で生活できるだけの収益を上げられている方もいるので今後のビジネスフィールドとしては良くも悪くも注目される場所だと感じています。もちろん、アフィリエイトにとっても。
ECサイト運営者や企業にとっては「Second Life(セカンドライフ)」出展は興味があっても、そのリソースが無いというところも多いと思います。そうした方々は、まずは「JANet(ジャネット)」経由でプロモーションをしてみる!といった施策が今後取れるようになるのではないでしょうか?
アフィリエイトSOGO.COM編集部スタッフはまだ誰も使っていませんが、機会あれば「Second Life(セカンドライフ)」内のアフィリエイト導入状況も調べてみたいと思います。