NPO法人アフィリエイトマーケティング協会が実施された『アフィリエイト・プログラムに関する意識調査 2007年』の一部が2007年11月27日に発表されました。全ての調査内容をご覧頂くためには、アフィリエイトマーケティング協会法人正会員への登録が必要となります。
アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2007年は2007年9月26日から10月12日までの期間に、協会SNS「AMASNS」参加者と協会主催の「第7回アフィリエイトカンファレンス」参加者(協会回答者)、およびボーダーズのリサーチモニター「アンとケイト」会員から抽出したアフィリエイト利用経験者(調査パネル)の2つの属性に対して行われました。
以下、調査結果サマリーから引用s。
【調査パネル】と【協会回答者】の比較において、アフィリエイト・プログラムのメリットに感じる部分の傾向は似ていたが、【協会回答者】の方が、総じてアフィリエイトに対し期待を持ち、依存度が高く、メリットを感じている傾向が強い。 月毎の収入額においても、【協会回答者】が圧倒的に高く、【調査パネル】では、「1,000円未満」が約7割であったが、【協会回答者】においては、5人に1人が「20万円以上」という結果や、「100万円以上」という事業者レベルの収入を得ている回答者が約5%を占めるなど、二極化しているアフィリエイターの傾向を垣間見ることができた。 一方、携帯サイトでの利用、Webサービス、ドロップシッピング、セカンドライフなど、アフィリエイトに関連する様々な事象やサービスについては、総じて【協会回答者】の方が認知も関心も高い結果となった。ただし、レビューアフィリエイトについては、【協会回答者】の方が「認知率」が高いものの、「利用率・今後の利用意向」は低いという、逆転現象も見られた。 他方、ASPブランドの認知率、利用率、満足度等については、2つの回答者属性間では傾向が大きく異なり、特に「好きなASPブランド1位は?」の設問においては【協会回答者】では、1位「リンクシェア」、同率2位で「エーハチ」「バリューコマース」。【調査パネル】では、1位「楽天」、2位「エーハチ」、3位「Amazon」という結果となった。 |
アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2007年の一部調査内容は下記アフィリエイトマーケティング協会サイトのページより閲覧可能。
⇒ アフィリエイト・プログラムに関する意識調査2007年PDF (HTML版はこちら)
アフィリエイトSOGO.COM編集部コメント
ある程度予想できていたとは言え、実際に調査結果を見てみると感慨深いものがあります。アフィリエイト・プログラムは決して楽して設けられるビジネスモデルではありません。アフィリエイトマーケティング協会に登録して情報収集や経験を積みながら取り組まれている方の方がより高い成果を出されているのはある意味当然と言えます。
逆にただ単にブログを更新しているだけや、ホームページに広告を貼っているだけというようなアクションではなかなか報酬には結びつきません。それが調査パネルの月額報酬1,000円未満7割という数値に表れていると思います。ちなみに、月額報酬が5,000円未満の方は調査パネルで全体の85.3%、協会回答者では33.6%です。
2年前にアフィリエイトマーケティング協会が実施したアフィリエイト・プログラムに関する意識調査2007年では、月額報酬5,000円未満の方が全体の89.5%でしたので、調査パネルと比較すると2年たってもアフィリエイトサイト運営者の収入状況はあまり変わっていないことが分かります。
2007年度のアフィリエイト調査結果が教えてくれているのは、アフィリエイト・プログラムに本気で取り組んでいる人は成果を出せていて、本気で取り組んでいない人は成果を出せていないという、ある意味当然と言える現実なのかもしれません。上を目指されるのなら、意識を高く持ってアフィリエイトに取り組みましょう。