アフィリエイト・サービス・プロバイダー「AccessTrade(アクセストレード)」を運営する株式会社インタースペース(代表取締役:河端 伸一郎)とインタセクト・コミュニケーションズ株式会社(代表取締役:譚 玉峰)は、2008年7月22日より、アクセストレードとインタセクトの運営するウェブパトロール・リサーチ業務「WebAegis(ウェブイージス)」との間で連携して、悪質な情報商材アフィリエイトサイトの登録阻止体制を強化する旨を発表しました。
インタースペースは、業務委託という形でアクセストレードへパートナー登録申請を行ってきたアフィリエイターのサイトの情報のみをインタセクトに引渡し、インタセクトは以下の基準に基づき、登録の承認・却下を行います。具体的には、両社の定めた審査基準に基づき、アダルト・オンラインカジノ・マルチ・悪質な情報商材掲載をはじめとする、違法・公序良俗に反する広告や表現のあるサイトからの登録申請を目視にて確認し、却下します。
主な申請却下基準のとして以下のような項目が挙げられます。
(1)アダルト・わいせつ表現による閲覧年齢制限があるサイト
・アダルト画像・動画、出会い系サイト・ライブチャット
(2)「闇サイト」をはじめ、違法行為を助長するようなサイト
・悪質な情報商材の販売、および斡旋を行うサイト
・「闇サイト」と呼ばれる、犯罪行為を誘発・仲介するサイト
(3)他、広告主企業の広告を掲載するに不適当と判断されるサイト
・作成途中のサイト、スプログ(スパムブログ)
・各種政治活動、宗教団体などの思想色を持つサイト
・連鎖販売取引(マルチ商法、ネットワークビジネス)のサイト
・公営ギャンブル以外の賭博行為(オンラインカジノなど)をあっせんするサイト
アフィリエイトSOGO.COM編集部コメント
アクセストレードを運営されるインタースペース社が、裏アフィリエイトとも呼ばれる情報商材アフィリエイトをはじめとした悪質なアフィリエイト・サイトへの対応を強化すると発表されました。主要ASPはどこも情報商材アフィリエイトを含め不正サイトや悪質サイトへの対応はしっかりと行っていますが、プレスリリースでその点を明言されたのは今回のインタースペース社が初となります。
当サイト「アフィリエイトSOGO.COM」でも裏アフィリエイトについて記事を書かせて頂いて来ましたが、そもそもアフィリエイト業界と情報商材業界は別物であるという事を社会に伝えていく必要があると編集部一同感じております。メディアやネット社会の方々はアフィリエイト業界と情報商材業界が別物であるということ理解してくださっていますが、一般社会では両方同じと考えられてしまうケースが残念ながら少なくありません。
当編集部に寄せられる相談も、大半は情報商材絡みの不正行為についてです。アフィリエイト相談ではないのです。最近では情報商材を作成する側の方からも、「(自称)カリスマアフィリエイターの○○さんの言うとおりに情報商材を作ったのに、まったく儲かりません」という相談まで寄せられるほどです。
大手ASPやECサイトは昔から情報商材アフィリエイターをはじめとした裏アフィリエイターには厳しく接してきましたが、今回のインタースペース社やインタセクト・コミュニケーションズ社のように裏アフィリエイターの排除を明言される企業が出てきたことで、アフィリエイト業界と情報商材業界の区分けが進み、より良いアフィリエイト業界の発展に繋がってくると思います。
ぜひ他の大手ASPの方々も、情報商材アフィリエイターのような悪質行為を行う裏アフィリエイターに対する取締りをより強化していただき、その対応を広くアフィリエイト業界、そしてネット社会にPRされていってください。情報商材アフィリエイターをはじめとした裏アフィリエイターの数が減ってくれば、アフィリエイト業界の将来は今以上に明るいものになることでしょう。
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