2005年2月23日に突撃取材させて頂いた「電脳卸」を運営する株式会社ウェブシャーク。2005年の8月末、大阪で開催される「大阪アフィリエイト交流会」へ参加させて頂く事もあり、再度ウェブシャークへ取材依頼をさせて頂けないかと打診。すぐに快くOKの返事を頂きましたので、8月某日、行ってまいりました半年振りのウェブシャーク。
今回の訪問では、株式会社ウェブシャーク社長の木村氏に第2回天下一武道会についてやプロジェクト:ジンジャーに続く今後の展開についてお話を伺おうと思っておりました。半年振りのオフィスにお邪魔してまず驚いたのは、仕事エリアはとても拡張されていること。前回訪問させて頂いた時に応接室や会議室として使われていた部分も、わずか半年の間に従業員数が増えたことでオフィスへと様変わりしていました(写真は社内風景撮影コーナーに掲載中)。
半年間での様変わりぶりに驚いているところへ、「笠井さん、まいど!」の声と共に、今流行りのノーネクタイ、クールビズスタイルの木村大将が登場。益々多忙な時期を迎えていると言う木村大将に貴重なお時間を取って頂き、色々とインタビューさせて頂きました。それでは、木村大将へのインタビュー、そして半年振りの電脳卸オフィス風景をお届けいたします。
KASAI(以下K): ---お忙しい所お時間取って頂き、誠にありがとうございます。本日はよろしくお願い致します。 木村氏: はい、よろしくお願いします! K: ---ではさっそくなんですけど、半年前にお伺いした時に「天下一武道会は4年に1回しかやらない!」と言われていましたが、なぜ今年も開催を決定されたのですか? |
インタビュー風景 ビジネスについて熱く語る木村大将 |
木村氏: 「4年に1回にしようよ!」と前に言っていたのは、あまりにも面倒くさかったからです!(笑)。本当、魂が抜けるかと思うくらい大変で、しかも赤字バリバリのイベント。そもそも、あの開催形式で黒字になる理屈がないんです(笑)。もちろん、第1回が終わった後は下手すりゃ泣けるぞ、くらいの感動はあったわけですが、それでも毎年やるのは正直しんどいなと。ただ、あの天下一武道会を開催した後に、他のA.S.P.さんやECサイトさんが続々とコンテストを開催され始められたんですよね。売上ベースのコンテストというのは、電脳卸が先行者なので、このブランドはやっぱり守らないといけないと思いました。だからこそ、毎年開催するべきだろうと決めました。
K: ---なるほど、確かにアフィリエイト関連も大き目の規模のコンテストは、電脳卸さんのイベントをきっかけに増えてきていますよね。豪華客船は御社しかやってないですけど(笑)?
木村氏: 豪華客船もね、今回はホテルでやろうかという話も出ていたんです。でもリンクシェアさんがグランドハイアットでやられたので、あとはパークハイアットでやるしかないかなと(笑)。しかし、高級ホテルは普通になっちゃいそうなので、最初に豪華客船で開催したときに花崎さんが悔しがってくれたので(笑)やはり今回も豪華客船にしようと決めました。でも部屋は前より大きくなると思います。去年は集客もやってる暇がなかったんですけど、今回は集客にも力を入れようと頑張ってます。
K: ---今回は第1回の花崎社長のようにどなたかサプライズゲストは来られるんですか?
木村氏: サプライズゲスト・・・。自分の中では1人いらっしゃいます。皆さんにとってサプライズかどうかは分かりませんが、僕の中では大ヒットな方に依頼する予定です(笑)でも前回の花崎さんってサプライズでしたか??僕の中で普通に「お願いしよっと♪」ぐらいの感じだったんですが、この感覚が電脳卸の変なところなのかもしれません(笑)
K: ---いや、サプライズですよ。普通は他社A.S.P.、しかも社長が参加することってまず無いですよ。しかもプレゼンターまでやられてるし、電源落としてリンクシェアのECサイトをしっかり宣伝されてましたしね(笑) ⇒その時の詳細はコチラ
木村氏: あ、そうですね。確かに普通考えたら同業種同士ですからね。この前の花崎さんは普通に「花崎さんも来てよ!」「いいよ!」の軽いノリでしたし(笑)。まぁ、強いて言うなら電源落とされたことに僕らがサプライズでしたけどね(笑)。「えええええ!!この人何してんのおおお?!」みたいな(笑)。
K: ---ははは、あれは色んなサイトでもネタになってましたよね。では、次の質問なんですが、この半年の間に電脳卸広報室や電脳卸ウェブサービス(DWS)など新しいサービスを開始されていますが、こうしたブログ形式サービスの開始理由について教えて頂けませんか?
木村氏: ブログは、まずリンクシェアさんでやってる広報室ブログが非常にいいな、と。それにブログというインターフェースが凄い使いやすく、手軽に更新できるな、と思いました。今まででしたら、ページ作ってFTPでアップしてと凄く面倒くさい。更新履歴とか、死んでしまっているコンテンツがウチにもあったので、ブログを活用することで生きてる感じが出せるかなと。RSSも取得できますしね。
K: ---なるほど。では将来的にブログを基盤として、また新しいコンテンツを作られることもあるのでは?
木村氏: 今ですね、ウェブシャークの会社ホームページを作ってるんですよ。そこでブログを作ろうかな、という計画はあるんですけどね。今考えてるのは、「部ログ」を作ろうかなと。ウチってほら、体育会系の会社じゃないですか。将棋部だったり、モノポリー部だったり、サバゲ部だったり、いろんな部がウェブシャークにあるんですよ。だから部の活動をしたら、「部ログ」に載せろと。そうしたら、「ここオモロイ会社やなぁ」と思ってもらえるんでないかなとね。まぁでも、オモロサで言ったらリンクシェアの牧野ブログにはかなわないですけど。
K: ---あれはリンクシェアのブログだから面白いんじゃなくて、牧野さんが書いてるから面白いんでは?
木村氏: そうそう、彼女天才ですよ。あれに勝つには、もう「オレが書くしかない!」って思わされるくらい(笑)。牧野ちゃんカワイイしね、本当、素晴らしい。
K: ---あはは、えーと、ちょっと違う方向に行きそうなのでブログの話はここらで。「部ログ」のスタート楽しみにしてます。では、次の話題は前回コードネームだけお話いただいた「プロジェクト:ジンジャー」こと「商品情報中央管理システム Y.H.V.H」です。「Y.H.V.H.」の意味を調べた所、火、水、風、地の四元素を満たした絶対唯一神を意味する物だと分かりました。
木村氏: カッチョいいでしょう?かなり大胆な名前で(笑)。
K: ---この機能、ECサイトである卸会員さんにとっての魅力は高いと思うのですが、アフィリエイターに直接関わりあるメリットとなると・・・
木村氏: 全然ないですよ。そりゃ全然ないです。だって卸会員さん向けの機能ですから(笑)。でも、卸さんが使いやすいイコール、販売店さんにとっても使いやすくなるってことですよ。電脳卸に登録される商品が劇的に増えるので、アフィリエイターさんにとっても掲載できる商品が増える。サービスの充実という点では、メリットを感じて頂けるのではないかなと。まだベータ版なので、これからどんどん進化させて行きますよ。
K: ---素晴らしいですね。では今後のウェブシャークさんのビジネス展開について、お話いただける範囲で良いので教えて頂けますか?
木村氏: 最近話題を提供できていないなと思うんですよ。昔はライフタイムコミッションだ!ツーティアだ!Myユーザーだ!と、ドンドンドンと話題を提供できてたのに、最近はプロジェクトは沢山あるのにそれをなかなか皆さんに公表できていないなと感じてますね。ただその分、卸会員の底上げには注力して行っています。この前も卸会員さん向けのセミナーやったんですけど、やはり卸会員のレベルが上がれば、アフィリエイトさんの売上にも繋がりますから。販売店さん向けのコンテンツで言ったら、カテゴリーを細分化して、使いやすくしようとプロジェクト進めてます。派手さは無いですが、コツコツと進めてますね。
K: ---コツコツ進むのは僕も大事だと思います。個人的には、昔あった木村社長の体験レポートみたいなコンテンツが好きなんですよ。
木村氏: また書きます、今度。実はですね、「ツインビートPro」なる商品を手に入れたんですよ。病院で医療機器として使われてたりとか、オリンピックの選手が鍛えた後にさらにこれで鍛えてたりとか、値段が高い分効果もある商品なんですよコレ。僕も今使ってるんで、僕の体に変化があったらページ作ります。コイツは本当凄いです。腹筋つりますからね。「アイタタタ、ふっきん痛っ!」って初めて思いましたよ、これ使って(笑)。腹筋鍛えて、その写真もアップしながらレポート書きますんで、楽しみにしてて下さい。
K: ---おぉ、久々のレポートですね!分かりました、ではそのレポートと、木村さんの腹筋画像を楽しみにしています(笑)?最後に、アフィリエイターの皆さんへメッセージお願い致します。
木村氏: 『スーパーポイントに飽きたら電脳卸!』
K: ---それこの前のメッセージと一緒じゃないですか!?(笑)
木村氏: いやいや、一応ネタで(笑)。今回は、『電脳卸と付き合ってると良い事あるよ(ニヤリ)』ですね。色んなプロジェクトが動いててですね、商品数5万なんてアホやな、くらいのレベルにすぐ入るんですよね。そういうプロジェクトが沢山進んでいるので、今のこの初期のウチから付き合って頂いていると、皆さんにとってメリットあることをどんどん体験していただけるかなと。今現在は電脳卸は冬眠中のような感じなので、今の足元固めが完了したらまた楽しくしますよ。
K: ---国内のA.S.P.の中でも成長性や話題性、新規性といった面では御社はずば抜けて高いですからね。参加されている方々のレベルも上がってきていますし、将来も楽しみですね。コンテストなんて、僕はもう勝てる気がしませんよ(笑)
木村氏: ねぇ?本当、レベル高いです。KASAIさんも初期の頃に賞取られたのは良いことですよ。「アンタ、プロでしょ!」みたいな方に今は沢山参加して頂いてますから。
K: ---はい。良かった、その頃に賞頂けて(笑)。では、今闇で動かれているプロジェクトがどんどん世の中に出てくるのを楽しみにしています。
木村氏: たぶん他のA.S.P.さんが「うわぁ、うわぁ~(悲鳴)」って電脳卸を見て言うようになりますよ(ニヤリ)。楽しみにしていて下さい!
K: ---それでは、本日はインタビューありがとうございました!
木村氏: こちらこそ、ありがとうございました!
K: ---以上、株式会社ウェブシャーク代表取締役、木村誠司氏へのインタビューでした。
【追記 ※下記はメールでプチインタビュー】
K: ---10月4日に六本木で開催されたリンクシェア大見本市の座談会に出席されましたけど、いかがでしたか?
木村氏: いやー楽しい思いをさせていただきました。リンクシェアさんの大見本市という、ある意味「アウェイ」だったのですが、皆さん電脳卸もご存知でよかったです。花崎社長もキャラクターが濃い人なので、そこに僕をプラスすると、こりゃやっぱ面白いことになりましたね。リンクシェアさんの懐の深さを感じました。こういうイベントに呼んでもらえるのはホント嬉しい限りでした。また呼んでほしいですねー。うちからも呼ぶしw
インタビューをさせて頂いた応接室で、木村大将による熱弁が展開中。手前には愛用のノートPCが見える。その奥には派手なラベルのオレンジジュースが。ちなみに、前回のインタビューもこの応接コーナーでしたが、その頃は隣がオープンスペースだったのですが、今回訪問させていただいた時はそちらも会議室っぽくなっていました。従業員が増え、間取りも大きく変わってきているようです。 |
「RSSとアフィリエイトね、これがなかなか(ニヤリ)」、のような会話が展開される。本当は写真撮影のために、今話題のキーワードを書いて頂いただけだというのはここだけの秘密。でもその話題のキーワード、アフィリエイト業界的に見ても実は大事なキーポイントだったり。ウェブシャークさんでも、新しい「プロジェクト:ヒュウガ」がキーポイントの1つとして進行中らしい・・・。 |
オフィス風景、と言っても皆さん仕事中だったので中には入れず。半年前よりもオフィス部分が拡張されて、以前あった会議室にまで仕事机が並んでいる。手前には日経ビジネスやVentureNowといったビジネス系雑誌が並ぶ。「モテオヤジになるため」という特集の雑誌もあるんですが、これは誰の愛読書なんでしょう? |
最後に、半年前から大きく変わった点として、でっかい指紋認証装置がオフィスに取り付けられていました(木村大将実演中⇒)。上場していない企業で、指紋認証のセキュリティシステムを備え付けているのはとても珍しいようです。A.S.P.というアフィリエイトの情報を預かる企業として、情報保護には大変力を入れているとの事でした。 |
半年前に訪問させて頂いた時よりもよりビジネスライクに変わっていたウェブシャークのオフィス。従業員の方々も倍近くに増え、新しいプロジェクトを進めながら楽しく仕事をされているという雰囲気を感じる事ができました。このオフィスも、もうしばらくすると手狭になってきてしまうことでしょう。木村大将、次は六本木ヒルズにもオフィスを出して下さい。
アフィリエイト業界にあって他のA.S.P.とは一線を画す展開を次々に見せる株式会社ウェブシャーク。今年も優勝者には賞金100万円が当たる天下一武道会を開催、12月には豪華客船での船上パーティーと、ド派手なイベントは関西企業ならではなのかもしれません(と言うより、ウェブシャークだからこそかも)。
「今年はアフィリエイト的に話題に上るニュースが少なくてスイマセン」と謝られていた木村大将。今ウェブシャークさんで進んでいる多くのプロジェクトが表に出てくれば、またさらにアフィリエイト業界も盛り上がることでしょう。ウェブシャーク代表取締役の木村さん、そしてスタッフの皆さん。お忙しい中インタビュー&取材のお時間いただき誠にありがとうございました。アフィリエイト業界の風雲児、ウェブシャークさんの成長と発展を心より祈っております。
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執筆者: KASAI
掲載日: 2006年10月
更新日: ----年--月