勉強する事が嫌いというアフィリエイターは、アフィリエイト業界で成長していくことはできません。とりあえずページを作って、アフィリエイト広告を貼って、報酬が上がれば喜び、そしてまたページを作る。このようなローテーション作業を行ってしまっていては、アフィリエイターとして合格点に達することはないのです。
アフィリエイト業界は日々進化しています。広告主の増減はもとより、新サービスや業界への新規参入、そして撤退に事業提携、イベント企画に海外事情と周りにはニュースが溢れています。そうした情報を無視し、自分の殻の中だけでアフィリエイト・プログラムと向き合っていたのでは、才能を伸ばす事などまずできません。
商品を売って終わりというのがアフィリエイトではありません。商品が売れたらなぜ売れたのかを分析し、そしてより売れる方法は何かと考え実行に移す。アフィリエイト業界で新しいサービスが始まったら、そのサービスが自身や業界の将来にどういった影響を与えるのかを予測し、早めに行動を起こす。イベントやオフ会、セミナーに参加し現場の生きている情報を獲得し、自身の能力開発に役立てる。そうした「勉強して実行する」という姿勢がないと、アフィリエイト業界で上を目指すのは厳しいのが現実です。
アフィリエイター数が急激に増えるにつれて、いきあたりばったりでアフィリエイト・サイトを作成される方が増えてきてしまっています。アフィリエイト業界では、売れない理由やアクセスが伸びない理由を他に求めてしまう傾向があります。自ら勉強し行動に移すのではなく、他任せの姿勢で誰でも作れるページを作って報酬を期待してしまう。そのような姿勢でアフィリエイト・プログラムを利用されている方は、不満の残る結果しか得られないでしょう。
アフィリエイト業界で成功するには、差別化が絶対条件の1つとなっています。他のサイトと違うものを生み出すには、果たして他のサイトがどのようなコンテンツを持っていて、アフィリエイト業界の最新事情はどうなっており、そして提供広告の成果率はどのようなものなのかといった情報を、自ら勉強して覚えていかなければなりません。
自身で勉強して覚えた物は、アフィリエイターとしてのレベルアップに大きく貢献してくれます。逆に勉強することを放棄し、分からないことをそのままにサイト作成を他人のコピーで済ましてしまっていては、いつまでたってもレベルアップすることはできないでしょう。幸いにも現在は多くのアフィリエイト情報サイトやアフィリエイト書籍が存在し、オフラインでもセミナーやオフ会など多数のイベントが開催されています。アフィリエイト業界で成功するためには、勉強することに意義を見出し、そして得たものを行動に移せるアフィリエイターとなる必要があるのです。
【VOL.09】 -基本- 広告素材の確認を忘れずに |
執筆者: KASAI
掲載日: 2006年10月