当「アフィリエイター虎の巻」、前回まではアフィリエイターとしてアフィリエイト・プログラムを利用するときの基礎知識についてお話させていただきました。今回からは、5回に分けて「アフィリエイト提携における広告主の種類」について書かせていただこうと思います。
まず第1回目となる今回は、アフィリエイターから見たときの提携広告主の概要についてのご説明です。一口に広告主と言っても、その種類には様々なものがあることはご理解いただけると思います。上場もしている大手法人が広告主として参加している場合もあれば、社員数名の小規模サイトが広告主になっていることもありますし、個人商店が広告主になっているケースもあります。
アフィリエイターにとって大切な事は、いかに提携すべき広告主を見極め、そことWIN-WINの関係を築いていけるかという点となります。その第一前提として、それぞれの広告主がいったいどういったタイプなのか、その点を見極めておく必要があります。
基本の部分とも関わってきますが、大手企業が行っているアフィリエイト・プログラムに参加するのと、個人商店が行っているアフィリエイト・プログラムに参加するのとでは、商材やサポート含め、大きな違いが存在しています。全ての広告主にまったく同じ質を求めるのは現実不可能です。だからこそ、アフィリエイターは広告主の内でも力を入れるべき所、ある程度距離を置く所などしっかりと認識しておく必要があります。
今回よりはじまる“提携”をテーマとした「アフィリエイター虎の巻コラム」では、次回以降「大手企業との提携」「中小企業との提携」「ポイントサイトとの提携」「広告主兼アフィリエイターとの提携」の4つの大きなアフィリエイトサイトカテゴリーについて特徴や注意点、対応方法などについてお話させて頂きます。
これからの虎の巻コラムを読んでいただき、全ての提携広告主をひとくくりに考え、まったく同じ対応方法をとってしまうことが危険だということを少しでもご理解いただければ幸いです。アフィリエイト・プログラムで成果を挙げるためには、しっかりとした知識と姿勢、そして判断力を持たなければならないということ、ぜひ覚えておいて下さい。
【VOL.11】 -提携- 大手企業との提携 |
執筆者: KASAI
掲載日: 2006年10月